よくある質問

省エネに関するよくある質問

夏は壁の中の空気を通気させることによって家を涼しくさせ、冬は空気の流れをとめ、空気層を使い断熱をするという意味です。

たとえば、私たちは夏はTシャツで冬は暖をとるために重ね着しますが、空気の流れをつかい家にも同様の仕組みを実現しました。

省エネ・暖かといって造られた高気密住宅からシックハウス病が生まれ、その問題点を解決するために24時間の強制換気を取付、電気量を使い、せっかく暖めた空気を1日に12回も入替えしているのが現状の住宅です。

しかし、WB工法で住宅を建てれば24時間の強制換気が必要が無いことが国土交通省大臣によって認可されています。

しかも、シックハウスになりません。

結露・カビ・シックハウスに関するよくある質問

結露は急激な温度差と多湿によって加速され水滴となって付着します。

物体(材料)は鉄、ガラス、ビニールのように透湿性がなく、熱伝導率の高い材料に激しく起こります。

結露は冬にガラス窓につく水滴が最も目につき分かりやすいと思います。

しかし、その他にもありとあらゆる所で結露は発生しています。

まず材木に打った釘、通気が殺された壁の中、空気が淀んだ押入れの中、部屋に置かれたタンスの裏、極端な場合は床のフローリング、小屋裏の断熱材などです。

通気断熱WB工法がめざしたのは、息をする家です。と言っても、すき間風が入るという意味ではありません。

WB工法の第一のポイントが、皮膚呼吸をつかさどる壁材に透湿材を採用すること。第二のポイントは、部屋の壁と断熱材の間に気管支呼吸のための通気層を設けること。

室内で発生した余分な湿気は壁を通し、通気層へ排出され、家の外に抜けていく構造です。

つまり、常に穏やかな換気をしている状態になり、有害な化学物質対策や結露対策にも極めて有効という研究結果も明らかになっています。

WB工法は、湿気や化学物質などが室内にこもらない、まさに健康を守る家と言うことができるのです。

住宅の耐久年数に関するよくある質問

木を使っていても、その周りを合板パネルやビニールなどで覆ってしまう従来の高気密化工法では、木は全く息をすることはできません。
その結果、結露や家中にこもった湿気による蒸れ腐れという現象を引き起こしてしまいます。家の寿命まで、縮めてしまうのです。

木は強いもので、多少濡れても通気が良く呼吸ができれば、蒸れ腐れすることはありません。
家に暖かさを求めた安易な高気密ではなく、伝統の建築文化を学び知恵を出し、現代の生活様式にあった蒸れ腐れのない住宅。

それこそ、家は容器ではなく、生き物としてとらえるWB工法の考え方です。