湿気で腐り、寿命を縮めてしまう従来の高気密化工法
木は呼吸をしています。自然の恵みを最大限生かすのが、日本建築の第一の特徴です。
木を使っていても、その周りを合板パネルやビニールなどで覆ってしまう従来の高気密化工法では、木は全く息をすることはできません。
その結果、結露や家中にこもった湿気による蒸れ腐れという現象を引き起こしてしまいます。
こうして家の寿命が縮まってしまうのです。
家は箱でも容器でも魔法瓶でもない。人間と同じ生き物です。
木は強いもので、多少濡れても通気が良く呼吸ができれば、蒸れ腐れすることはありません。
家に暖かさを求めた安易な高気密ではなく、伝統の建築文化を学び知恵を出し、現代の生活様式にあった蒸れ腐れのない住宅。
それこそ、家は容器ではなく、生き物としてとらえる、それがWB工法の考え方です。
最適な湿度を保つ木の調湿機能を利用しているWB HOUSE
木材は自然に呼吸をしています。
湿度が高くなると、湿気を吸収。
反対に乾燥してくると、水分を放出してくれます。これは、木が持つ自然の機能です。
例えば、40坪の家の場合、およそ20トンの木材が使われますが、吸放出される水分はドラム缶10~15本分。
柱1本だけをとってもビール瓶で7本分の水分を吸放出しています。木材の調湿能力は、とても高性能です。
この能力を最大限に生かして建てる家、それがWB HOUSEなのです。